受講者の声

平成25年度 公開講座受講者からの感想です。

当社は常圧の世界の塗布装置を製造しており,ロールtoロールのウェブ搬送を得意としていることから,時々真空製膜装置のウェブ搬送部分の仕事を頼まれることがありました。 その際,全体システムが何のためのものかもわからず仕事をしておりましたが,やはりそこを知りたいという欲求からこの講座に参加させていただきました。 まず驚いたのは,この世界が学問的に系統立てて整理されている点でした。 良くわからない現象が起きた場合,ひとつひとつ物理的・科学的現象に置き換えていく作業がいかに大事かということがわかりました。 技術的な面からも大変有意義でありましたが,43歳サラリーマン人生の折り返し地点にいる私としては,自分を客観的に見つめなおす良い機会となったような気がします。 技術に生きる者にとって,その世界の技術を極めることがいかに尊い事か,初心に戻って,新たなスタートが切れそうな気がしています。
(受講講座:H25年度真空工学コース 講義/短期実習/演習, 真空プロセスコース 講義/短期実習)

平成24年度 公開講座受講者からの感想です。

私は現在,真空装置を用いて表面処理をしています。 講座を受講し,改めて真空に関する原理や基礎,装置の各部品の用途や能力など,より深く学ぶ事が出来ました。 また年齢のはなれた学生と一緒に受講した事は,私にとって大変よい刺激になり,今後も色々な事に関して勉強していく意欲を持つ事も出来ました。 受講前までは,真空装置を使用する側だけでの考え方で作業していましたが,受講後は,真空装置を製造する側の考え方でも作業が出来るようになりました。 今後,新たな表面処理の開発も自社にとって重要です。その為には,それに適した装置の製造や改造等も進める必要があります。 メーカーとの打ち合わせや要求,予備部品の購入など,講座で学んだことを大いに役立てて,時間やお金の無駄のないようにしていきたいと思います。 先生方の講義は丁寧で分り易く,本当に感謝しております。講義資料も分り易く,今後も活用していきます。
(受講講座:H24年度 真空工学コース 講義/短期実習/演習,真空プロセスコース 講義/短期実習,H17-19年度「電機・電子・機会関連の高度部材産業における中核人材育成プログラム」実証講義)

山口大学公開講座では,真空工学コース・真空プロセスコース・マイクロ加工コースが開講されていますが,私は真空プロセスコースのみを受講しました。 真空プロセスコースの内容に関しては,最初に座学でPVD法,CVD法の原理と装置構造や,デバイス応用と技術動向についての講義を受けました。 また,薄膜形成装置のアレンジの手法についても学び,その演習を行いました。次に,真空技術の基礎と応用について講義を受け,その内容をレポートにまとめました。 その次に,原理や手法について丁寧に教えていただきながら,スパッタリングによる薄膜形成の実習を行いました。 最後に,薄膜評価実習として,山口県産業技術センターで原理や手法を学びながら,蛍光X線分析装置を用いた薄膜の組成分析を行いました。 本講座を受講して思ったことは,前もってしっかりと真空工学などについての学習しておくべきだったということです。 本講座は大学院生が学ぶような内容を他の大学生や社会人が学ぶことのできるまたとないチャンスでした。 その機会を,予習を怠ったことにより最大限に生かすことができませんでした。 しかし,今回,講師の方々の講義や実習により,多くの経験をさせていただいたことで,多くの刺激を受けたため,これからは今までよりももっと頑張っていかなければならないと思うことができました。 今後は,いただいたスライドやテキストを使って,復習をしっかりと行い,今回の講座を受講したことを生かしていきたいと思います。 また,本講座は,自分のようにあまり知識のない人にとっては難しいものとなっていますが,大変貴重な経験ができ,刺激になると思うので,企業の方や宇部高専専攻科の学生にも是非受講してみてもらいたいと思いました。
(受講講座:H24年度 真空プロセスコース 講義/短期実習)